みみねこ

CITY THE ANIMATION

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2025.07.15

CITY THE ANIMATION
制作を振り返って ②
「再会」

監督 石立太一

みみねこ

前回、「CITY」アニメ化の相談に際し、プロデューサーから二言返事でオッケーをもらい拍子抜けした次第なのですが、あまりにも簡単に了解をもらったので真意が伝わったのか不安だったのですが、改めて確認した際にちゃんと伝わっていました。

よかった。

これも、その場だけではない普段からのコミュニケーションをしっかりとっていたからこそ、こんな簡単なやり取りで伝わったのだなと、改めて積み重ねの大事さを感じられる出来事でした。

かくして正式に企画として走り出すこととなったアニメーション版「CITY」。
まずは原作者である、あらゐ先生を交えた最初の顔合わせの場を持つこととなりました。何せ10年以上お会いしていませんでしたので、久方の再会にワクワクと緊張が入り混じった感覚でした。ですがワクワクの方が勝った感覚だったことを思い出します。

アニメ「日常」の制作中、最後にあらゐ先生とお会いした際、先生が「これでもう会えなくなっちゃうんでしょ? 寂しいなぁ〜!」と仰っていたのを思い出しつつ、打ち合わせの場である会議室にて早めにスタンバって待ち構えていたら、時間ちょうどぐらいに講談社の方と一緒にあらゐ先生到着!
10年以上ぶりに会って一番に思ったのは「細い!」でした。
聞けば、健康的な生活習慣を得てダイエットに成功したとのこと、凄いです。
「石立さんじゃん!」と笑顔で声かけてくださるその姿に、10年強の年月を経ても変わらない、あらゐ先生の人柄を感じて本当に嬉しかったです。

そして打ち合わせを経て、今作のコンセプトは「たのしい」と「かわいい」であるという共通認識となり、南雲の「どうせやるなら一番たのしいやつが良い」というセリフを地でいくことが目標と相成りました。

そこからその作品コンセプトを体現するために何ができるかを色々検討するために、「構成合宿」なるものを実施することとなりました。

続く。

南雲 発射!
にーくら 発射!
泉 発射!