前回、OP／EDのお話を少しさせていただきましたが、CITYを彩る音色として劇伴もまた素晴らしいアーティストの方に手掛けていただきました。
その名も「ピラニアンズ」さん。

打ち合わせは主にピアニカ前田さんとさせていただいたのですが、ピラニアンズさんとしてもこういったアニメーションの劇伴を担当するのは初めてとのことで、「何にもわからないから、何かあったらどしどし仰ってください」とお話し頂いたのですが、自分の方も音楽に関する学がないもので、一体全体どうなるか。正直不安はありました。

ただ、ピラニアンズさんをご紹介いただいた音楽プロデューサーに絶大なる信頼を寄せておりましたので、その方のことを信じて進めようと思っておりました。

そして、＃１のダビング作業（音響作業のフィニッシュ）の時、初めてアニメーションと劇伴が合わさった状態を拝見して。。

こんなにも合うものなのか。

と、驚きました。
絵柄はどうしたってポップな印象なので、劇伴のちょっと渋い感じとか合うかなぁ、どうかなぁ、大丈夫かなぁ、と最後の最後まで不安だったのですが、むしろその音色が作品に知性や、品格。実景を超越した奥行きを与えてくださっており、なんという相乗効果。
音楽プロデューサーの千里眼に感服いたしました。

同時に不安がっていた自分が恥ずかしい。
精進します。

続く